もう見たはずなのにまた借りて見てしまったアニメレビュー。
ラーゼフォン 〜多元変奏曲〜
見終わるとボンゴレが食べたくなるアニメBEST10のトップ3をひとつで独占してしまうであろうラーゼフォン。通称、エヴァの二次創作。TV版を見た人からすればまさに信じられないストーリー展開、人間関係の改変だが、劇場版の方が総合的に見てすっきりこじんまりと纏まっていて、逆に考えればこっちの方がいいのではないだろうかとも思う。出来得る限りのエヴァ要素を排除しようとしたのか、どう見てもゴッドゴーガンでゴッドラムーなロボットの「調律なんてくだらねえぜ!俺の歌を聴けッ!」な戦闘シーンはほとんどなく、主に綾人と遥の恋愛を中心にストーリーが進んでいくので、機動戦士ガンダムを機動戦士とザクレロ目当てに見ているような硬派な人間には到底お勧め出来ない。更に放映時間の関係上、久遠やエルフィなどが出てきても「誰だよこいつ…」で終わってしまい、サルファのバーチャロン勢を髣髴とさせるあまりのスポット参戦ぶりには全世界から深い溜め息が。酸素を吸うかCPZオンラインでエロ動画を見るかくらいしか選択肢がない暇人ならば見る価値はあるかもしれない。
ジャイアントロボ THE ANIMATION 〜地球が静止する日〜
今川監督最高傑作にして最大の問題作。これがもしも高校生なら登校二日目にして退学処分が出るってくらい大問題だってジェリドが言ってました。出てくるキャラクターの9割が40歳を超えた超能力持ちのオッサンという時点でその筋の人なら最終話前半までは楽しく見れるはずなのだが、最後の最後でフォーグラー博士のちょっとした言葉足らずが全ての元凶だったと判明してしまい、今までの煽りに煽った話が全てどうでもよくなってしまうところが大問題たる所以である。バシュタール現象よりも中条長官のパンチのほうが大問題では?という意味では決してない。これほど敵に同情するアニメは未だかつて知らないなあ。ちなみにビッグファイア様覚醒後の話としてバベルの篭城編が企画されていたが、勢いで作った編み物のように絡みに絡まった著作権の関係で、二度と日の目を見ることがないと思われるのが至極残念。